最近、理由もなく心がモヤモヤしたり、不安やイライラが続いていませんか?😌
じつはその重さには、60日に一度めぐる「庚申(こうしん)の日」と、三尸(さんし)の虫という不思議な存在が関係していると言われます。この記事では、庚申と三尸の意味をやさしく解説しながら、心をふわっと軽くする浄化のコツをお伝えします✨
🟦 庚申(こうしん)ってどんな日?
干支(十干×十二支)は全部で60通りあります。その中で 庚申(こうしん)=「庚(かのえ)」×「申(さる)」 の組み合わせの日が、約60日に一度訪れる「庚申の日」です。
この日は昔から
「心と体を浄化する特別な日」
として大切にされてきました。
「庚」は 変化・切り替え・刷新 を意味し、
「申」は 伸びる・進化・脱皮 を表しています。
つまり庚申は、
👉 “古い自分を脱ぎ捨て、新しい流れを呼び込む日”
ともいえるのです✨
現代の私たちにとっても、心を整えて運気をリセットするのに最適なタイミングだといえます。

🟩 庚申の日に欠かせない存在「三尸(さんし)の虫)」とは
庚申信仰の中心にあるのが 三尸(さんし) と呼ばれる3匹の虫の存在です。
初心者でも分かりやすく、この三尸について説明していきますね😊
🐛 三尸(さんし)はどこにいる?
昔の道教では、人の体には 上尸・中尸・下尸 の三匹の霊的な虫が住んでいるとされていました。
- 上尸(じょうし)…頭(思考)を乱す虫
- 中尸(ちゅうし)…胸(感情)を揺らす虫
- 下尸(げし)…腹(欲望・習慣)を乱す虫
これらの虫は、人間の
弱点・影・悪癖・迷い
の象徴だとされています。
そして庚申の夜になると……
🐛 三尸は人が寝ているすきに体を抜け出し、天帝に“その人の悪い行い”を報告しに行く。
と信じられていたのです😱
報告内容によっては、寿命が縮まるとも考えられていました。
そのため庚申の日には、寝ずに起きている「庚申待(こうしんまち)」が行われ、
人々は三尸が抜け出さないように夜通し語り合ったり、お祈りをしたりしたのです。
もちろん現代では徹夜をする必要はありませんが、
庚申の日が “自分の影に向き合う日” とされていたことには大きな意味があります。

🟧 三尸(さんし)3種類の虫の特徴をもっと詳しく
ここからは、それぞれの三尸が象徴する「心の影」を深掘りしていきます。
🐛 上尸(じょうし)…思考を乱す虫
上尸は頭の中に住みつき、次のような思考を生み出すと言われています。
- 傲慢さ
- 虚栄心
- 優柔不断
- 考えすぎ
- 集中力の欠如
🔮スピリチュアル解釈
上尸は、あなたの「思考のクセ」や「迷い」を教えてくれる存在。
頭の中がモヤモヤするときは、上尸が活発になっているサインです。
🐛 中尸(ちゅうし)…感情を揺らす虫
胸のあたりに宿る虫で、次のような感情パターンを象徴します。
- 嫉妬
- 怒り
- 不安
- 依存
- 感情の暴走
🔮スピリチュアル解釈
人間関係の悩みや感情のアップダウンが激しくなるときは、中尸の影響が強いとされます。
🐛 下尸(げし)…欲望や習慣を乱す虫
腹部を司るこの虫は、次のような状態を象徴します。
- 怠け心
- 生活習慣の乱れ
- 食べすぎ
- 快楽の追求
- 継続できない
🔮スピ解釈
人生が停滞するときは、下尸が暴れているかもしれません。

🟥 なぜ庚申の夜に三尸が“告げ口”するのか?
それは、庚申の日が 「変化のエネルギーが強まる特別な日」 だからです。
庚申の夜になると三尸は活発になり、
その人の行動・癖・気持ちの乱れをまとめて天に報告すると考えられていました。
報告される“悪事”とは、現代風に言い換えれば次のようなものです。
- 誰かの悪口を言った
- 嫉妬した
- サボった
- 怠けた
- 心の嘘をついた
- ネガティブ思考に支配された
つまり三尸が報告するのは
👉 「その人が気づかないふりをしている心の影」
ともいえるのです。
庚申の日は、この“影”が浮かび上がりやすくなるため、
心を整える絶好のチャンス でもあるのです✨

🟪 庚申塔(こうしんとう)に込められた意味
庚申待が盛んだった江戸時代、庚申の日を何度も続けた記念として建てられたのが 庚申塔 です。
塔には、三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)が彫られていたり、
庚申を守る神さま・青面金剛(しょうめんこんごう)が描かれていることがあります。
これらはすべて
👉 「悪事を遠ざけ、言葉・行動・心を清める」
という意味を持ちます。
庚申の日のテーマが「浄化」や「リセット」であることがよく分かりますよね✨

🟧 庚申の日におすすめの“開運アクション”
ここからは、庚申の日に実際にやると効果の高い行動を紹介します。
🌸① 心のデトックス(ノートワークが最強)
三尸は “気づかれると弱まる” とされています。
そのため、
- モヤモヤ
- 悩み
- 嫉妬
- 怒り
- 不満
- 怠け心
などを ノートに書いて見える化する と、三尸の力が弱まっていきます。
書くだけで心がスッと軽くなるので本当におすすめです✨
🌿② 手放しワーク(紙に書いて破る)
庚申は「変化のエネルギー」が強い日。
そのため手放しワークとの相性が抜群です。
手放したいものを紙に書き出して破り、深呼吸するだけでOK。
- しがらみ
- 嫉妬
- 怠け癖
- 悪習慣
- 不要な人間関係
- ネガティブ思考
こんなものを一度リセットしてみましょう。
🔥③ 優しい言葉を使う(言霊の力UP)
庚申塔に刻まれる三猿の教えのように、
- 悪口を言わない
- 噂話にのらない
- 人をジャッジしない
これらを意識するだけで、言葉の波動が大きく上がります。
庚申の日はとくに 「言葉の力」 が強く働きます。
💎④ 空間の浄化
- 部屋の換気
- 掃除
- 塩風呂
- お香やホワイトセージ
どれも三尸の影響を弱め、気を整える作用があります✨
🌙⑤ 静かな夜の時間を作る(無理のない範囲で)
昔の庚申待ちのように徹夜する必要はありませんが、
少しだけ夜に自分と向き合う時間を持つと良い流れになります。

🟦 九星別:庚申の日のテーマ(簡易版)
一白水星
心の浄化が進む日。書き出しワークが吉。
二黒土星
整理整頓で運気アップ。
三碧木星
悪習慣の見直しを。
四緑木星
人間関係のリセットがテーマ。
五黄土星
決意が力を持つ日。
六白金星
目標の再設定が吉。
七赤金星
言葉遣い改善がテーマ。
八白土星
停滞突破の日。
九紫火星
感情整理で魅力運アップ。

🟣 まとめ:庚申は“心の大掃除の日”なのです
- 庚申=変化のエネルギーが強い日
- 三尸の虫=心の影・弱点の象徴
- 庚申の日は影が浮き上がる=整えるチャンス
- 書く・手放す・浄化が特に効果的
- 言葉の力も強く働く
- リセットには最適のタイミング
庚申は決して怖い日ではありません。
むしろ 自分を整え、人生の流れを良くする最高の開運日 なのです✨
ぜひ次の庚申の日に、心のリセットを試してみてくださいね💖

